カイツブリは、カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属に属します。改めて書いてみるとカイツブリの連打です。そして、英名はLittle Grebe(小さいカイツブリ)です。日本のカイツブリの仲間の中では最も小さいカイツブリです。
雌雄同色で、夏羽は、頭が黒く、顔から首にかけて赤褐色。冬羽は、全体的に淡い色調になります。
足指にひれ状の水かきをもち、地上に苦手で潜水が得意な水上生活者です。魚類、水生昆虫や甲殻類などを補食します。また、食物も食べます。
繁殖期は2〜10月頃と長く、年2度以上、浮き巣に4〜6個を生みます。そして、抱卵中に巣を離れる際には、卵に巣材を乗せて隠します。そして、カイツブリは、雌雄平等を旨としてます。抱卵・育雛も交代で行います。
交尾も雌雄が上下に交代するとの報告もあります。ここまでの雌雄平等に意味があるのか?でも、カイツブリの雌は、乗られたら乗り換えすことが、自分のポジショニングのために大切なのかも?
縄張り争いの時などは、水面を走るようい相手を追い立てます。ビックリするほど、恐ろしい形相で相手を追い立てます。
このようなユニークなカイツブリを、2013年(巳年)の今城塚古墳で1年間観察しています。
[01-03月]
[04-06月]
[07-09月]
[10-12月]
カイツブリは、2羽孵化していました。可愛いチビです。前回は孵化を半ば諦めかけていましたが、今回は早めに孵化したようです。それとも産卵に気がつかなかったのか?
しかし、まだ、前回の雛2羽が、そばで暮らしていました。いつまで許す気かな?
芥川でカイツブリを見つけました。まだ、若そうです?どこかから巣立ってきたのかも?今城塚古墳から来ていれば嬉しいのですが。。。
カイツブリは、1羽で5羽の5羽の雛のお世話で大忙しの様子です。
ちなみに、前の雛が1羽、細々と堀の隅っこで生活をしてました。親離れしない雛ですね。
カイツブリは、親鳥と雛2羽、親鳥と雛1羽での子育てのようでした。
しかし、何やら様子が変で、雛2羽を連れた親鳥が雛を連れて、一生懸命に雛1羽の親鳥の方に移動しました。
そして、その近くに食物連鎖の上位にいるハイタカがいました。
そして、その足下には、カイツブリの雛が。。。
これぞ食物連鎖の一コマです。
カワウとアオサギの近くにカイツブリが1羽。。。
もしや、昨日のハイタカが食べちゃった?それとも親のテリトリーから離れないカイツブリ?
ほ、
良かった。カイツブリの親子を発見!
この雛は親のそばにベッタリで、親が水中に潜れば、雛も潜っていました。
この雛は、水中に潜れるからハイタカから逃れたのか
残りのは2羽は、どうなったのか?
ふ〜
良かった。カイツブリの親子を発見!
この雛も親鳥のそばにベッタリです。
カイツブリは、3回目の抱卵中???
雛を鷹にやられてしまったか?
なんとは、1羽の雛は無事のようです。この雛は、潜水が得意です。
そして、鳴かない?今までの雛は、ピーピーと親に餌をねだって、うるさかったのですが、蝉の鳴き声がうるさいせいか、雛の鳴き声は聞こえません。
これも、生き残れた1つの要因かも?野生での生き残りは厳しいですね!でも、全てを食べ尽くさないのが、鷹が生き残るための1つの手段かも知れません。
さすがに次の産卵はまだのようですね。
おや、カイツブリの雛が2羽??1羽と思っていましたが、良かった。
3度目の抱卵でしょうね。
今日も雲一つない青空です。でも、お盆を過ぎたせいか、蝉の鳴き声もほとんどなく、涼しい感じの朝でした。
そんな中、カイツブリが抱卵していました。しかし、卵が1個お腹からはみ出しているのが、心配です。
今まで蝉の声にかき消されていたのでしょうか?カイツブリの雛の鳴き声が響き渡っていました。
今日は、朝から嵐で、大雨・洪水警報発令中です。
午後から雨も上がり、夕方からチョッとだけ散歩です。今城塚古墳のカイツブリが気になります。
親は強し、しっかりと抱卵中です。でも、浮き巣の日よけの雑草は倒れていました。雨風のせいでしょう。
カイツブリが、今日も抱卵していました。
もう一羽の親鳥が近づくと、抱卵の交代です。カイツブリは、いつもでも雄雌平等です。よく見ると3羽の雛が孵っていました。
残りの2つの卵を抱卵です。
1個はみ出しているようですが、大丈夫かな?
浮き巣にカイツブリのチビが3羽いました。親鳥は近くいません。
カイツブリの親鳥は、その前に生まれた雛2羽の親離れを促しています。促すというより、攻撃している感じです。ジグザグに逃げても、追いかけられ、少し離れた所に退散しました。遠目で見ています。攻撃は一旦終了したようです。
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今日は、初めは晴天!チョッと残暑の残る暑さです。
カイツブリの親子です。子育ての真っ最中です。
今日は、大型台風18号の影響で、朝は大雨で、避難勧告が出ていました。
気になる今城塚古墳のカイツブリを見に行きました。
どこに避難していたのか、カイツブリの親子は無事です。前に生まれた幼鳥も無事です。その幼鳥は、焼きもちを焼いたのか、雛にチョッカイをかけると、親鳥がすごい形相で、追い払いにきました。水からも追いやられ、土手に上がる始末です。
カイツブリは、親鳥とベッタリといる時期は、終わったのか?初めは1羽ぼっちでした。そろそろ餌取りや自立の準備かな?と言っても、まだまだ、親の手(口)が必要で、結局親鳥がやって来て、目の前に小魚をぽい!ご丁寧な口移しではなく、目の前にぽい!大きすぎたようで、上手く飲み込めずに口からこぼしてしまいました。残念、上を向いて、強引に胃まで流し込まなあかんね!吐き出した小魚は、親鳥が目の前でペロリと食べてしまいました。残念!
カイツブリは、雛を見つけられませんでした。親鳥は2羽とも発見!今年の子孫繁栄は、これでおしまいでしょうね!
雌雄平等を旨にしているカイツブリの抱卵の交代のシーンです。(2012/04/28 今城塚古墳)
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