カイツブリは、カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属に属します。改めて書いてみるとカイツブリの連打です。そして、英名はLittle Grebe(小さいカイツブリ)です。日本のカイツブリの仲間の中では最も小さいカイツブリです。
カイツブリ 雌雄同色で、夏羽は、頭が黒く、顔から首にかけて赤褐色。冬羽は、全体的に淡い色調になります。
 足指にひれ状の水かきをもち、地上に苦手で潜水が得意な水上生活者です。魚類、水生昆虫や甲殻類などを補食します。また、食物も食べます。
 繁殖期は2〜10月頃と長く、年2度以上、浮き巣に4〜6個を生みます。そして、抱卵中に巣を離れる際には、卵に巣材を乗せて隠します。そして、カイツブリは、雌雄平等を旨としてます。抱卵・育雛も交代で行います。
 交尾も雌雄が上下に交代するとの報告もあります。ここまでの雌雄平等に意味があるのか?でも、カイツブリの雌は、乗られたら乗り換えすことが、自分のポジショニングのために大切なのかも?
 縄張り争いの時などは、水面を走るようい相手を追い立てます。ビックリするほど、恐ろしい形相で相手を追い立てます。
 このようなユニークなカイツブリを、2013年(巳年)の今城塚古墳で1年間観察しています。

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***** 2013年01月 *****

2013/01/01

 2013年(巳年)の始まりです。今城塚古墳には、カイツブリが1羽います。これから、ここのカイツブリを見ていきたいと思います。
野鳥


2013/01/03

 すごい顔をして、鳴いています。1羽では寂しいのか?パートナーを呼んでいるように感じます。
野鳥


2013/01/05

 寒すぎです。今城塚古墳の内濠の水面には氷が張っています。カイツブリのこの寒さと氷のせいで、どこか行ってしまいました。
野鳥


***** 2013年02月 *****

2013/02/03

 カイツブリが戻ってきました。早速、浮き巣を自分の縄張りにしたようです。
野鳥


2013/02/23

 カイツブリは、食事中です。ドジョウかな?早く温かくなって、パートナーが見つかれば良いのですが。。。
野鳥


***** 2013年03月 *****

2013/03/10

 今城塚古墳の春は、年掛けからカイツブリを1羽しか見られませんでしたが、2羽が仲良く、連れ立っていました。産卵が楽しみです。
野鳥
野鳥


2013/03/30

 今城塚古墳のカイツブリは、今年最初の抱卵中のようです。
野鳥