イワツバメ
撮影場所:芥川 撮影日:2014/04/26

【イワツバメとツバメの巣の違い】
 イワツバメの巣(上)は、上部が天井に張り付いて出入り口が横にあるのに対し、ツバメの巣(下)は、お椀型です。そして、イワツバメの巣は、橋の裏側などにあるの対し、ツバメの巣は、民家の軒先にあります。
イワツバメ
ツバメ

スズメ目ツバメ科
和名:岩燕
英名:House Martin
大きさ:全長15cm、翼開長30cm
観察時期:春から秋
最近は橋梁などの人口構造物にも営巣するが、主に山間部の壁、高山や海岸の岸壁に集団で営巣する。なお、ツバメは今や人口構造物にしか営巣しない。イワツバメはその適応の移行過程にあると見られる。
ツバメは額とのどがは赤く、尾羽は燕尾であるのに対し、イワツバメは、下面は白く、尾羽は短く凹尾である。赤みがないのでツバメと区別できる。
巣の上部は天井や壁面に張り付いて、横に出入り口の穴がある。
群れをなして飛び回り、飛翔昆虫を捕食する。
イワツバメは、温泉街でよく見られる鳥である。