ヒレンジャク 撮影場所:今城塚古墳 撮影日:2013/02/16
ヒレンジャク
撮影場所:今城塚古墳 撮影日:2013/02/16

スズメ目レンジャク科
学名:Bombycilla japonica
和名:緋連雀
英名:Japanese Waxwing
大きさ:全長17cm、翼開長29cm
観察時期:秋から春
生息地:平野部の疎林、農耕地、住宅地で生息する。
 年によって渡来数の差が大きいが、東アジアのみに生息し、西日本はヒレンジャク、東日本はキレンジャクが多いと言われる。両種入り交じって百羽以上の大きな群れを作ることもある。不規則な大量出現は、古来、凶兆ともされたこともある。ヒヨドリなどに混じって住宅地に現れることもある。
 木の実をついばりながら移動し、高い枝でヤドリギの粘りの強い種子をの入った糞をすることが、寄生植物ヤドリギの発芽・着生を助ける。繁殖期は昆虫を食す。
 尾羽先端の色でキレンジャクと区別する。キレンジャクは黄色、ヒレンジャクは赤色である。ヒレンジャクの方がやや小型。