ハジロカイツブリ
冬羽
撮影場所:ハニワ工場公園 撮影日:2014/11/23

カイツブリ目カイツブリ科
学名:Podiceps nigricollis Brehm
和名:羽白鳰
英名:Black-necked Grebe
大きさ:全長30cm、翼開長57cm
観察時期:秋から春
生息地:河川や湖沼に生息する。
 中国東北部などで繁殖し、冬期に渡来する。数十羽の群れでいることが多く、春先の渡りの時期には大群を形成して帰郷に備える。
 虹彩が赤く、黒くて短い嘴は少し上に反っている。冬羽は上面が黒褐色で、下面がすすけた白色。夏羽は、黒い顔に金色と赤褐色の飾り羽がある。
 飛翔時にの羽上面は、次列風切に加えて初列風切の一部が白く、名前の由来になっている。
 頻繁に潜水して、魚や貝、昆虫や甲殻類を補食する。
 ハジロカイツブリの群れにミミカイツブリが混じっているこることがある。ハジロカイツブリとミミカイツブリは、大きさが同じくらいで、ともに目が赤く、特に冬羽も良く似ている。見分け方は、ハジロカイツブリが頭部の白と黒の境がハッキリしていなく、短い嘴が少し上に反っている。ミミカイツブリは、頭と顔の白と黒の境目がハッキリしており、嘴は上に反らずまっすぐである。