ツバメが一生懸命に巣作りをしていました。
ところで、ツバメは、玄関や軒下などの人家や人の出入りの多いところに巣を作ります。人間をガードマン代わりにして、他の鳥の攻撃や蛇から卵や雛を守るためです。巣の材料には泥と枯草を使います。親鳥は、水たまりや川岸に降りて、口に泥を含んで持ち帰ります。泥はレンガを積むように、1粒ずつ壁につけたり、台に積み重ねたり巣を作っていきます。
そろそろ完成に近づいているようです。
巣は完成しているようです。早くも抱卵でしょうか?
巣ができあがると、中に羽毛や枯草を敷き、メスはそこに毎日1個ずつ卵を産みます。卵の数は、平均5個くらいです。卵を産み終わった日から、親鳥は卵の上に座って温め始めます。ツバメではオスもメスも抱卵を行い、昼も夜も交代で座り続けます。抱卵は、約2週間です。
抱卵中です。時期的には折り返し点を過ぎているでしょう。
抱卵中です。来週には雛が誕生しているでしょう
ついに雛が孵っていました。ここでも親鳥がせっせと餌を運んでいます。巣立ちまでの3週間頑張って行きましょう。
ツバメの雛は、額や喉はまだあまり赤くないですが、大きく成長していて、来週には巣立つかも知れません。前に乗り出している雛が一番成長が早いようです。後ろにいくほど小柄のようで、親に育てられている間でも、兄弟間の生存競争の中にいます。みんな、無事に育ってもらいたいと願いばかりです。
ツバメはみんな巣立ったようです。しかし、そのそばで、巣から離れるのを惜しんでいる巣立ち雛が1羽いました。早く一人前にならなければ。。。