キアシシギ
撮影場所:芥川 撮影日:2014/05/06

チドリ目シギ科
学名:Heteroscelus brevipes
和名:黄脚鷸
英名:Grey-tailed Tattler
大きさ:全長25cm、翼開長55cm
観察時期:春、秋
生息地:干潟、河口部、岩礁海岸などに生息する。
 シベリア東北部などで繁殖し、オーストラリアへ渡り越冬する。日本には、移動中の春・秋の渡来する。南西諸島では一部が越冬し、本州でもまれに少数が越冬する。
 脚が黄色く、嘴は黒いが基部に黄色みがある。夏羽は上面が灰褐色で、顔と首は白地に同色の斑点模様で、胸と脇にはより黒っぽい波斑が横に並ぶ。冬羽は全体的に灰色でほぼ無斑である。雌雄同色である。幼鳥は冬羽に似るが体上面の羽縁に小白斑が認められる。
 群れで行動し、沼地や浅い水中を活発に歩き回り、昆虫や甲殻類などをついばむ。嘴を水につけ、素早く歩いて魚を追うこともある。
 流木や石などの上で休憩する姿も見られる