アオジ 雄

撮影場所:芥川 撮影日:2014/04/19

アオジ 雌

撮影場所:芥川 撮影日:2014/03/16

スズメ目ホオジロ科
和名:青鵐、蒿雀
英名:Black-faced Bunting
大きさ:全長16cm、翼開長22cm
観察時期:秋から冬
厳冬期には常緑樹林の林縁、竹林、河川敷のやぶ、アシ(ヨシ)原などで生活をする。繁殖期には昆虫を捕食する。非繁殖期には小さな群れで、地上を飛び歩きながら、草の実や樹木の種子を食べている。
雄の夏羽は、頭部が緑灰色で目先〜喉が黒く、胸〜腹は黄緑色で脇に黒褐色の縦斑がある。雌は、頭上と頬が緑灰色で、眉斑と下面は淡黄緑色で胸には縦斑がある。
ノジコと似ているが、ノジコの胸には縦斑がない。また、アジオには白いアイリングがない。
青は、古語では緑色を指し、全体的に黄緑色であるので青鵐と名付けられた。アオゲラやアオバトも羽色は緑色である。アオの名がつく日本の鳥は青くない。青い鳥はルリの名が付けられている。
鵐は、「しとど」とも読み、ホオジロ類の総称である。