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給料とやる気

  能力のない人ほど、給料が少ないと言い、それをやる気のでない理由とする人が多いです。場合によっては、時給換算(労力÷時間)でベネフィットを得ようする人もたまにいます。それに対して、能力のある人は、ビジョンを持って、やりたいことを見つけて、仕事を楽しみながら、実績を上げる人が多いです。このような人の中には、要領が悪く、評価されにくいが、コツコツやっている成果が、長い時間の中で大きく現れることがあります。

 ハーズバーグの動機づけ・衛生理論では、金銭は不満の原因であって、給料を上げてもモチベーションを上げるものではないとしてます。ただし、成果を上げたことに対して、その成果を評価した結果として給料を上げることは、その上がり幅の大小に関わらずモチベーションのアップの繋がります。また、マズローの欲求5段階説から考えると、日本において、普通に仕事をしている中で生理的欲求(呼吸、食べるなど)を充たさない人は、少ないと思います。給料を必要以上にフォーカスせず、尊厳欲求(他者から認められたいなど)や自己実現欲求(自分の能力を引き出したいなど)といった欲求に応えて行くことを意識しながらマネージメントすることが良いのではないでしょうか?

 中小企業では、大企業に比べて給料水準も高くなく、仕事の「できる人」と「できない人」の給料の差も少ない場合が多いものです。しかし、長い時間で見ると「できる人」は、会社で重要なポジションで会社を動かしているのではないでしょうか。そこに更なるやりがいを見出して、さらに大きな成果を上げていると思います。小さな給料差も長い期間で大きな差になるので、目先の給料に囚われず、中小企業ならではの自己実現の達成とその成果による企業の発展を目指してもらいたいものです。