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リスクは、まず認識し、そして開示する

 事業や仕事を行う上で、何らかの課題はつきものです。その課題が目標達成のための障壁である場合や将来問題となり会社に被害を与える場合があります。前者は、事業や仕事をやり遂げるために解決していきます。しかし、後者はリスクとして対応していく必要があります。しかし、リスクにとらわれ、仕事が前に進まない人がいます。その多くは、リスクの発生確率や被害の大きさの認識が人によって異なるため、リスクを過大に評価し、すべてのリスクを回避しなければならいと考えて、本来今するべきことに手がつけられずに、仕事が前に進まなくなっている状況に陥っています。
 リスクは、まず「認識」(洗い出し、特定)することが大切です。その上で、リスクを「分析」し、「評価」します。
 ここで、大切なことは、リスクを「発生確率」と「被害の大きさ(影響度)」から評価し、「発生確率」及び「被害の大きさ」が大きさによって、「リスク回避」「リスク軽減」「リスク転移」「リスク保有」が行なわれます。
 しかし、この仕分けは、実際には非常に難しいもので、これは現場任せにせずに、管理職が経験と覚悟の上で、行う必要があります。特にすべてのリスクを回避は事業の中止を意味するので、事業を継続するためには、軽減されたリスク及びそのまま保有されたリスクが存在し続けます。
 ここので大切なことは、正確にリスクを認識して、そのリスクを関連部門と共有することです。管理職の大きな仕事の1つである部門間連携が重要な意味を持ちます。リスクは次工程に持ち越されることが多いので、自部門のみで解決しようせず、かつ、リスクを隠さずに開示する必要があります。リスクの把握と対策を遅れると、リスクが顕在化した時のダメージは大きくなります。