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アンサーション理論

 アサーションは、1950年代のアメリカで心理療法の中から生まれたコミュニケーションスキルの1つです。それは、「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」との立場に基づくもので、お互いを尊重しながら率直に自己表現できるようになることを目指しています。
 アサーションは、行動を「アグレッシブ(攻撃的)」「ノンアサーティブ(非主張的)」「アサーティブ(自己表現)」の3つに分類します。藤子・F・不二雄の漫画である「ドラえもん」のキャラクターに例えると、攻撃的=ジャイアン、非主張的=のび太、自己表現=しずかちゃんの行動になります。

1)アグレッシブ
 自分を中心に考え、相手の気持ちは考慮しないので、一方的に自分の意見を押し付けます。そして、結果として、相手は、不快感を持ちます。
 例えば、ジャイアンがのび太に対して、高圧的に自分の主張を通す行動です。
 ただし、例え優しい口調だとしても、巧妙に主張を押し付け、相手を操作して断れないようにしたならば、それもアグレッシブということになります。

2)ノンアサーティブ
 自分の感情を殺して、相手に合わせる行動です。
 相手に配慮しているようですが、自分の気持ちを押し殺し、さらには自分の気持ちを相手に伝えないのは、相手に対しても率直とはいえません。
 例えば、のび太が言いたいことを言えずにジャイアンを始め周りの意見に従ってしまう行動です。
 自分の感情を抑え続けていると、次第に欲求不満に陥ります。

3)アサーティブ
 相手の話しを十分に聞いた上で、自分の考えを相手に対して、率直に、その場にふさわしい方法で表現します。
 例え意見が合わず平行線でも、打ち負かそうとしたり、主張せず相手に合わそうとせずに、お互いの妥協点を探して、相手のことも配慮し、自分も相手も大切にしていく行動をとります。
 例えば、しずかちゃんが、ジャイアンやのび太の話しを聞き、みんなの理解を得られることを、優しく素直に話す行動です。