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ハーズバーグの動機づけ・衛生理論

 ハーズバーグの動機づけ・衛生理論とは、モチベーション理論において、動機づけ要因(仕事に対する満足をもたらす要因)と衛生要因(仕事に対する不満をもたらす要因)の2つに分類した理論です。
 これは、1959年にハーズバーグとピッツバーグ心理学研究所が、約200名のエンジニア及び会計担当者に対して「仕事上でどんなことによって幸福や満足を感じたか」「どんなことに不幸や不満を感じたか」のアンケートを行い、人の欲求には2種類あり、それぞれの人の行動に異なった作用を及ぼすとの理論を作りました。
 動機づけ要因(仕事の達成感、責任範囲の確認、自己成長など)を与えることにより、満足度を高め、モチベーションを向上させることができます。
 一方、衛生要因に対して手を打つことにより、不満は解消されるが、そのことが満足感やモチベーションを高めるとは限らないとされています。そして、一旦、手に入れれば、当然の権利とみなされるように、満足感に達成感を高める要因にはなりません。
 
 ハーズバーグは、1968年に「ハーバードビジネスレビュー」に掲載された「モチベーションは何か(One more time : how do you motivate employees?)」で、全ての衛生要因をひとまとめにしてKITA(Kick in the Ass, 尻を蹴飛ばせ)という名前を付けました。それは、管理職が従業員にモチベーションを与えられない理由を説明するため、比喩的に「従業員は、尻を蹴っても、お金や利得を多く与えても、職場環境を快適にしても、仕事の時間を削減しても、モチベーと出来ないことを彼らは再び検証した。そうしたことでは、単に苦痛を避けることしか出来ない。真にモチベーションとなるのは、目に見えないか、仕事そのものに内在するものである。」としています。