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食中毒の発生状況

 厚生労働省は3月12日の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食中毒部会で「平成29年食中毒発生状況及び主な食中毒事案」を報告しています。
 その結果、平成29年の食中毒事件数は1,014件(前年比125件減)、患者数は16,464人(3,788人減)で、二年連続で事件数、患者数とも前年を下回っていました。
“食中毒発生状況”
注)図表は、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食中毒部会の資料を引用。以下同じ。

 なお、患者数が500人以上の事例は、
 ①和歌山県の763人(1月、学校、磯和え、ノロウイルス)
 ②東京都の1,084人(2月、学校、きざみのり、ノロウイルス)
 の2件でした。
 また、死者が発生した事例は、
 ①足立区の1人(2月、家庭、蜂蜜、ボツリヌス菌)
 ②北海道の1人(5月、家庭、イヌサフラン、植物性自然毒)
 ③前橋市の1人(8月、飲食店、不明、腸管出血性大腸菌)
 の3件でした。

月別発生状況

 月別の事件数は、8月〜10月が多く、患者数は12月〜2月が多くなっていた。
 これは、夏は細菌(カンピロバクターなど)、冬はウイルス(ノロウイルス)が主に原因物質であるためです。また、2017年度は年間を通じてアニサキスが多く報告されています。
“月次生状況”

原因施設別状況

“原因施設別_事件数” 原因施設別の事件数で最も多かったのは、
 ①飲食店(59%)
 ②販売店(5%)
 ③旅館(4%)
 でした。

“原因施設別_患者数” そして、患者数が最も多かったのは、
 ①飲食店(49%)
 ②学校(16%)
 ③旅館(11%)
 でした。

原因物質別状況

“原因物質別_事件数” 原因物質別の事件数が最も多かったのは
 ①カンピロバクター(31.6%)
 ②アニサキス(22.7%)
 ③ノロウイルス(21.1%)
 でした。

“原因物質別_事件数” そして、患者数が最も多かったのは
 ①ノロウイルス(51.6%)
 ②カンピロバクター(14.1%)
 ③ウエルシュ菌(7.4%)
 でした。